
代表取締役
佐藤 敏行
CEO Interview
信頼関係から
いい仕事は生まれる。
「従業員のお困りごとの
解決」が経営者の仕事
Introduction
複数のフランチャイズに加盟して、店舗運営を行っている株式会社一歩一歩。
買取店わかば事業の新店舗のオープンに伴い、新しい仲間を募集しています。
従業員がいきいきとチームワーク良く働いているために、業績もお客様の満足度も非常に高く、どの事業においても、フランチャイズ加盟店の中でトップクラスの売上を常にキープしているほどです。
その源には、同社を率いる佐藤社長が大切にしてきた、従業員とのコミュニケーションや従業員への還元、成長機会への提供といった姿勢がありました。創業経緯や「共に、心豊かに」という理念に込めた思い、そして新しくわかば事業に迎えたい仲間に求める姿勢について佐藤社長が語ります。
「心の豊かさ」を
追い求める企業でありたい
追い求める企業でありたい

株式会社一歩一歩は、複数のフランチャイズを運営する企業です。買取店わかばの他にも、古着の買取と販売を行うキングファミリーとちゃくちゃく、子どもの体幹教室であるJPCスポーツ教室を含めた、合計9店舗を運営しています。
経営者の父の背中を見て育った私は、小学生の頃から自分で商売をする未来を描いていました。とはいえ何の経験もスキルも無かったため、一旦は企業に就職する道を選び3社を経験。その後、大阪でたこ焼き屋を開いたことが私の経営者人生のスタートでした。たこやき屋はとても繁盛したのですが、「ものではなく心の豊かさを追い掛けたい」という思いが募り、お店は売却。自分のやりたいことを見つめ直し、和歌山でリスタートを切ることにして、一歩一歩を立ち上げました。
当社では、「共に、心豊かに」という基本理念を掲げています。物質的な豊かさはもちろん、心の充実感や精神的な満足感を含めた「真の豊かさ」を、一歩一歩に関わるすべての方々と共に実現したいという思いを込めています。こうした思いが強くなったのは、幼い頃の経験が大きく影響しています。父は必死に働いていたし、経営者としても優秀だったため、私は裕福な家庭で育ち、欲しいものは何でも買ってもらえる恵まれた子どもでした。ただ、父親と母親の関係性は良好とは言えず、両親がケンカをする姿をずっと見てきて。そのときに身をもって、「ものでは幸せになれない」と気付きました。
一方で、私もたこ焼き屋を始めたときには、どうしても物質的な豊かさを追い掛けがちになるシーンもありました。だからこそ一度立ち止まり、自分が本当に満たされる生き方を追求した結果、「これからの社会になくてはならない、リサイクルやリユースに携わろう」と決めて、今があります。フランチャイズの加盟先を選ぶ際にも、「企業理念に共感できるか」という観点で、キングファミリーやわかばへの加盟を決断しました。
経営者の父の背中を見て育った私は、小学生の頃から自分で商売をする未来を描いていました。とはいえ何の経験もスキルも無かったため、一旦は企業に就職する道を選び3社を経験。その後、大阪でたこ焼き屋を開いたことが私の経営者人生のスタートでした。たこやき屋はとても繁盛したのですが、「ものではなく心の豊かさを追い掛けたい」という思いが募り、お店は売却。自分のやりたいことを見つめ直し、和歌山でリスタートを切ることにして、一歩一歩を立ち上げました。
当社では、「共に、心豊かに」という基本理念を掲げています。物質的な豊かさはもちろん、心の充実感や精神的な満足感を含めた「真の豊かさ」を、一歩一歩に関わるすべての方々と共に実現したいという思いを込めています。こうした思いが強くなったのは、幼い頃の経験が大きく影響しています。父は必死に働いていたし、経営者としても優秀だったため、私は裕福な家庭で育ち、欲しいものは何でも買ってもらえる恵まれた子どもでした。ただ、父親と母親の関係性は良好とは言えず、両親がケンカをする姿をずっと見てきて。そのときに身をもって、「ものでは幸せになれない」と気付きました。
一方で、私もたこ焼き屋を始めたときには、どうしても物質的な豊かさを追い掛けがちになるシーンもありました。だからこそ一度立ち止まり、自分が本当に満たされる生き方を追求した結果、「これからの社会になくてはならない、リサイクルやリユースに携わろう」と決めて、今があります。フランチャイズの加盟先を選ぶ際にも、「企業理念に共感できるか」という観点で、キングファミリーやわかばへの加盟を決断しました。
従業員の意見には、
店舗や会社を良くするためのヒントが詰まっている
店舗や会社を良くするためのヒントが詰まっている

商売や経営の手腕には自信があり、いつも早期に成果を出すことができたものの、一方で一緒に働くメンバーと心を通わすことが最初からできたわけではありません。キングファミリー1号店を開店した当初もかなり苦労しました。そこで、まず意識したのは、従業員とのコミュニケーション量をぐんと増やすこと。とにかく話す回数を増やす、どんな些細なことでも「ありがとう」と口に出して感謝を伝える、不満や要望にしっかり耳を傾ける…といったようにです。そうした積み重ねで、従業員としっかり向き合えるようになり、お互いの理解や絆が深まりました。
経営者である私の仕事は「従業員のお困りごとを解決すること」だと思っています。従業員にとって働きやすい環境を作れば、信頼関係が生まれるからです。従業員の言葉の端々から伺える困りごとには、店舗や会社を良くするためのヒントも詰まっているからこそ、普段から各店舗を回って従業員とコミュニケーションを取り、「要望のあった備品を買う」など、一つひとつできることから改善を行っています。
一気に100万円や1000万円の投資を行うことは難しくても、従業員の要望に応えるといったことを、10数年積み重ねてきました。だからこそ、従業員は喜んでくれて、「自分が意見を伝えれば会社は変わってくれる」と信頼してくれて、「もっと頑張ろう」と思ってくれるのです。そして、従業員の満足度が上がると、仕事への熱量が上がり、店舗の結束も強くなって良いサービスを提供できるので、結果的にお客様の満足度向上にも繋がることを実感しています。
経営者である私の仕事は「従業員のお困りごとを解決すること」だと思っています。従業員にとって働きやすい環境を作れば、信頼関係が生まれるからです。従業員の言葉の端々から伺える困りごとには、店舗や会社を良くするためのヒントも詰まっているからこそ、普段から各店舗を回って従業員とコミュニケーションを取り、「要望のあった備品を買う」など、一つひとつできることから改善を行っています。
一気に100万円や1000万円の投資を行うことは難しくても、従業員の要望に応えるといったことを、10数年積み重ねてきました。だからこそ、従業員は喜んでくれて、「自分が意見を伝えれば会社は変わってくれる」と信頼してくれて、「もっと頑張ろう」と思ってくれるのです。そして、従業員の満足度が上がると、仕事への熱量が上がり、店舗の結束も強くなって良いサービスを提供できるので、結果的にお客様の満足度向上にも繋がることを実感しています。

まずは自ら与える。
そうすれば、
期待以上の
ものを返してくれる
そうすれば、
期待以上の
ものを返してくれる

研修や挑戦のチャンスもたくさん提供してきました。1か月間の時間と旅費を与えて、東南アジアやアフリカ、ヨーロッパへの旅を若手社員に経験させたことも、何度もあります。こうした機会を提供するのは、経験が豊かであればあるほど、豊かな心を持てると思うから。そして、多くの経験や挑戦をすればするほど、自信が付いて、その自信が仕事にも反映され、仕事の成果がぐんと伸びる社員の姿をたくさん見てきたからです。接客が重視されるわかばにおいては、トップクラスの接客を学ぶために、従業員を連れて高級レストランのおもてなしを学びに行ったことなどもあります。
ただ、会社に無駄なお金は1円たりとも無いからこそ、「このお金はどこから出ているのか」ということはしっかりと認識してもらいます。食事に行けるのも、旅行に行けるのも、皆の頑張りがあって利益が生まれているからこそ。東南アジアを1カ月旅したいという社員には、「みんなを代表して、会社の大切なお金を遣うのだから、有意義な時間を過ごしてきなさい」と伝えます。すると、こちらから何も言わなくても、旅の中からたくさん学んで帰ってきますし、帰ってきた後も店舗や会社に還元しようとしてくれるんですよね。
3つの事業それぞれを統括している3人に、「50万円あげるから、皆が面白くなるようなことを考えて遣いなさい」という50万円プロジェクトも実施しました。すると、彼らは鹿児島の知覧への社員旅行や、ディズニーランドでの研修受講を企画して。「どこにお金を遣えばもっと面白くなるんやろう、みんなの心が豊かになるんやろう」と常に考えるクセが付いてきたと思います。面白い方向にお金を遣えたら、会社はどんどん活性化する。そして、皆の能力が上がり、全員が協力して働くようになって、お客様にも喜ばれるので、また業績が上がるんです。
当社には、19歳で新規事業を立ち上げた社員や、高卒で入社して4か月で採用担当としてガイダンスの企画や面接官を手掛けた社員もいます。手を挙げる人や、向いている人がいたら、積極的にチャンスを与えているんです。先にチャンスを与えることで、社員はぐんと成長してくれるから。「この基準に達さないとチャンスは与えない、昇給もしない」というスタンスではなく、先にポジションを与え、昇給を行う。そうすると、みんなは自ずと頑張ってくれて、求める基準に達してくれるんです。こちらから先に与えれば、自然と人は育っていくんですよね。
ただ、会社に無駄なお金は1円たりとも無いからこそ、「このお金はどこから出ているのか」ということはしっかりと認識してもらいます。食事に行けるのも、旅行に行けるのも、皆の頑張りがあって利益が生まれているからこそ。東南アジアを1カ月旅したいという社員には、「みんなを代表して、会社の大切なお金を遣うのだから、有意義な時間を過ごしてきなさい」と伝えます。すると、こちらから何も言わなくても、旅の中からたくさん学んで帰ってきますし、帰ってきた後も店舗や会社に還元しようとしてくれるんですよね。
3つの事業それぞれを統括している3人に、「50万円あげるから、皆が面白くなるようなことを考えて遣いなさい」という50万円プロジェクトも実施しました。すると、彼らは鹿児島の知覧への社員旅行や、ディズニーランドでの研修受講を企画して。「どこにお金を遣えばもっと面白くなるんやろう、みんなの心が豊かになるんやろう」と常に考えるクセが付いてきたと思います。面白い方向にお金を遣えたら、会社はどんどん活性化する。そして、皆の能力が上がり、全員が協力して働くようになって、お客様にも喜ばれるので、また業績が上がるんです。
当社には、19歳で新規事業を立ち上げた社員や、高卒で入社して4か月で採用担当としてガイダンスの企画や面接官を手掛けた社員もいます。手を挙げる人や、向いている人がいたら、積極的にチャンスを与えているんです。先にチャンスを与えることで、社員はぐんと成長してくれるから。「この基準に達さないとチャンスは与えない、昇給もしない」というスタンスではなく、先にポジションを与え、昇給を行う。そうすると、みんなは自ずと頑張ってくれて、求める基準に達してくれるんです。こちらから先に与えれば、自然と人は育っていくんですよね。
経験も、着飾った接客も
必要ない。思いやりのある人一緒に働きたい
必要ない。思いやりのある人一緒に働きたい

会社が活性化する仕組みや環境を整えることと同様に、より多様なメンバーを集めることも私の仕事です。その一環で、今回はわかば事業で社員を募集します。
求めているのは、学歴でも経験でもありません。田舎ならではの温かみのある接客ができること。おじいちゃんやおばあちゃんに好かれる人柄であること。そして思いやりがあり、「相手に喜んでもらいたい」という気持ちに溢れていることです。
買取店の接客というと、かしこまったイメージを抱く方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。商品を持ってくれたおじいちゃんやおばあちゃんに「今日暑いなあ。こんなに暑いのに持って来てくれてありがとうな」といった声を掛けるような接客がメインなんです。 マニュアル通りのかしこまった接客も、着飾ったものも必要ありません。 大事なのは、お客様の思いに寄り添って提案できる姿勢なんです。
家のものを整理したことで、心がすっきりする。掃除の過程で見つかった商品が、お金に換わる。得たお金を、家族との食事や家族に贈るプレゼントにあてられる。このような経験をお客様に提供することができる買取専門店は、とっても良い事業であり、お客様からもすごく喜ばれるんです。だからこそ、「おじいちゃん、それ捨てたらあかんで。うちで買い取れるから持ってきてな」と人間味のある声掛けをして、 お客様に気軽に商品を持って来てもらえるような店舗でありたい と思っています。ぜひ、わかば事業や株式会社一歩一歩に興味を持ってくださった方の応募をお待ちしています。
求めているのは、学歴でも経験でもありません。田舎ならではの温かみのある接客ができること。おじいちゃんやおばあちゃんに好かれる人柄であること。そして思いやりがあり、「相手に喜んでもらいたい」という気持ちに溢れていることです。
買取店の接客というと、かしこまったイメージを抱く方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。商品を持ってくれたおじいちゃんやおばあちゃんに「今日暑いなあ。こんなに暑いのに持って来てくれてありがとうな」といった声を掛けるような接客がメインなんです。 マニュアル通りのかしこまった接客も、着飾ったものも必要ありません。 大事なのは、お客様の思いに寄り添って提案できる姿勢なんです。
家のものを整理したことで、心がすっきりする。掃除の過程で見つかった商品が、お金に換わる。得たお金を、家族との食事や家族に贈るプレゼントにあてられる。このような経験をお客様に提供することができる買取専門店は、とっても良い事業であり、お客様からもすごく喜ばれるんです。だからこそ、「おじいちゃん、それ捨てたらあかんで。うちで買い取れるから持ってきてな」と人間味のある声掛けをして、 お客様に気軽に商品を持って来てもらえるような店舗でありたい と思っています。ぜひ、わかば事業や株式会社一歩一歩に興味を持ってくださった方の応募をお待ちしています。